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日記

ヤン・リシエツキのショパン

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2010年10月28日



10月26日(火)東京四ッ谷・紀尾井ホールでのショパンリサイタル。

リシエツキは、カナダのカルガリーに生まれた。両親はともにポーランド人。1995年の生まれというから今年15歳。ショパン生誕200年のメモリヤルイヤーの今年、ショパンにふさわしい血統の「金髪の天才少年」は各地でひっぱりだことだという。

この夜もその天才ぶりをほしいままにし、特に「木枯らし」は見事だった。12曲の練習曲をじっと聴いていた聴衆も、11曲目のこの曲で思わず拍手してしまったほどだ。

考えてもみれば、ポリーニがショパンコンクールで優勝した時も弱冠18歳だったのだからピアニストとして早熟過ぎるというわけではない。少年の姿を思い浮かべていたが、すらりと背が高く立派な青年である。



美しい音色でよく鳴るし技巧も確か。とはいえ、少年特有のはにかんだような微笑はどこかあどけなく頼りなげでもあった。弾き始めに片手でキーに手を置いてからも、ためらうような時間が長く、いつ始まるのかとはらはらした。強音は、轟きわたるものもないしタッチに深みやかげりのようなものも不足する。まだまだ発展途上なのだろう。



なによりも、何が言いたいのか、そこが伝わってこないのでもどかしいところがある。それが不満、不足に感じるのだが、かえってどこか切ない思いもこみ上げてきて、しかも、爽やかな後味を残す。早熟の美というものの魅力とはこういうものだろうか。

コンサートが終わって外に出てみると本当に木枯らしが吹いていて、思わず身震いした。





10月26日(火)19:00
四ッ谷・紀尾井ホール

ショパン

12の練習曲Op.10より
  第5番「黒鍵」/第8番/第9番

4つのマズルカ Op.30より
  第1番ハ短調/第2番ロ短調

演奏会用ロンド「クラコヴィアク」ヘ長調Op.14

12の練習曲Op.25(全曲)

ワルツ
  第1番変ホ長調「華麗なる大円舞曲」Op.18
  第17番変ホ長調(遺作)
  第6番変ニ長調Op.64-1「子犬」
  第7番嬰ハ短調Op.64-2

アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22

(アンコール)
ノクターン 第20番 遺作

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